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執筆者の写真栗原 稜

【リベラルアーツ第1弾】

更新日:2021年4月8日


栗原ゼミナールでは、リベラルアーツと称して、進学に必要な5教科以外の学びを実践します。


この度、第1弾として「田植え体験」を企画しております🌾


あの『銀河鉄道の夜』や『雨ニモマケズ』を著した宮沢賢治は、農学校の教員を勤めている時期がありました。


彼は「実学」を大事にしようと、生徒たちと野畑に出て実際に野菜を育てる中での学びを重要視していたそうです!


この点、僕も「実学」にこそ「学び」があると考えております!


今の時代は、手元にあるスマホからいくらでも情報を得ることができます。


しかし、それよりも生の体験、自分で見て触れて感じる1次情報にこそ価値があるのではないでしょうか。


ほぼ毎日食べているお米、生きていく中で最も大事な食べ物についてよく知らない、これってよく考えたら変な話ではないですか?


さて、今回企画中の「田植え体験」ですが、2つ狙いがあります。


1つ目は、第一次産業に触れるということです。


農業・漁業・林業って、身近にないだけで


「毎日泥だらけになるのかな」

「わたし虫とかちょっと無理」


みたいな少しかっこ悪いイメージを持っていませんか?


でも、実際に体験したことがないのに、先入観だけで判断するのはナンセンスです🙅‍♂️


僕たちの生活を考えると、最も必要な仕事であることは間違いありません。


しかし、超高齢化社会の日本では、第一次産業の担い手がどんどんと減少しています。


そこで、将来の子どもたちの為に、少しでも多くの選択肢を増やしてあげませんか?


2つ目は、日本の歴史の始まりが「稲作」にあると言っても過言ではないからです。


人類の3大革命と聞かれて、

「IT革命」

「産業革命」

を答えられる人は多いと思うのですが、


もう一つこそが、

「農業革命」

なんです!


弥生時代に「狩猟」から「生産」へと生活を変えた人間は、


この時から、土地を求めて戦いを始めるのです。


そう考えると、「稲作」ってすごくないですか?


実際に「稲作」に触れて、歴史の学びにも繋げていきたいのです!


ということで、無事に「田植え体験」が実施できるように、先日は「苗づくり」をしてきました!


たくさんの生徒さんの参加をお待ちしております😆


▪︎「田植え体験」概要

対象:全学年

内容:稲の手植え

時期:5月の初め頃の予定(土日のどちらか)

持ち物:汚れてもいい服・長靴(裸足でも可 ※体験後にホースで足を洗えます)・タオル

今後:9月下旬〜10月上旬に稲刈りをして、自分たちが植えて収穫できたお米をいただく

料金:詳細が決まり次第ご連絡させていただきます。


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