こんにちは、栗原です!
昨日の1年生の国語の授業は、谷川俊太郎「朝のリレー」を読みました🌅
本作品は中学校1年生の教科書にも載用されております。
谷川俊太郎と言えば、デビュー作『二十億光年の孤独』が有名ですが、
その他にも『スイミー』やスヌーピーでお馴染みの『チャーリー』の翻訳、
絵本作家、映画やテレビの脚本、ラジオ、作詞など、
マルチに活躍した日本を代表する詩人です。
今回はそんな谷川俊太郎の詩を生徒のみんなにも味わってほしいと言う思いで、授業を作りました。
しかし、その前に「詩ってなんだかよく分からない」これが正直なところだと思います。
実際に生徒のみんなも、読む前には「よく分からない」と漏らしていましたが、それもそのはずです。
そもそもよく考えると、中学校・高校と詩の授業はさらっと読んで、先生が説明して終わりなんです😅
つまり、詩の読み方なんて教わってきてないから、読めるはずがありません。
僕も大学で学ぶまでは、何を表しているのか、何が面白いのか全然分からない状態でした。
そこで、今回の授業では、初読の感想を抱いた後に、詩の表現や言葉の使い方に着目し、さらにそこから、谷川俊太郎の作家像や詩へのこだわりを確認していきました。
生徒のみんなも詩の解釈には納得がいったようで、思わず「深い」と呟いていました。
詩を読んだ感想は個人のものだと思いますが、詩の解釈は「思考力」や「想像力」を鍛えることができます。
次回の詩の授業では、どんな感想、どんな解釈が出てくるのか楽しみです!
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