先日ご紹介した中2生のお母様より、5月にいただいたLINEです。
勉強しなさいはなるべく言わないようにしました。
と、その結果が
見事に成績アップに繋がるので不思議ですよね。
でも、これまで塾生や保護者様を見てきて、
ただ闇雲に
「勉強しなさい」
「やらないならスマホ取り上げるよ」
と言って、本当の意味で成績が伸びた子はいません。(その場凌ぎの勉強している風にはなります)
子ども達も怒られて、お母様も怒って、この負のスパイラルから抜け出せなくなります。
それに対して、頑張っている子ども達のお母様が「勉強しなさい」と言っていることは非常に少ないです。
アドバイスやサポートはいくらでもするから、自分で考えてやりなさい
そのような姿勢が共通しています。
「勉強ができる子だから任せられるんじゃないの?」
「うちの子は本当にやらないんだから」
そんな声が聞こえてきそうな気もしますが、この不安をなんとか押し殺して、芽が出るのを待ちましょう。
勉強が嫌いでどうしてもやりたくない子
嫌いではないけど気分が乗らない子
そういう子を何人も指導していますが、必ずどこかのタイミングできっかけが現れます。
そして、待つことは信じることです。
信じられている子は強いのです。
人間は鏡のなので、「勉強してない」と決めているのは大人かもしれませんしね。
あとは、僕たちには引き出しがたくさんあるということです。
子ども達のやる気をモチベートする言葉、きっかけを作るような仕掛け、僕たち塾側はその手数と手段を増やしていく。
様々な年代、様々な特徴の子ども達を見てきたからこそ、客観的に分かることがあります。
その辺りは僕たち塾側にお任せください。
そう言えば、昨日は国語の授業にて、
「子を思う親の心は闇だ」(外山滋比古)
という一文に出会いました。
近いものは近すぎてかえって分からない
そんな文脈の言葉でしたが、
子どもたちもこれを聴いて、
うんうんと頷いていました。
どんと構えて、笑顔で見守ってあげましょう。
大丈夫、君にもできるよ
と。
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