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24特訓


休み時間に盗撮するなんて、俺のこと好きなんだね🤗

クラスも学校も越えて、本当に仲良くなってきた😄

初めての24特訓。


8:00〜22:00までの12時間の授業を2日連続で行う企画でした。


先に結果だけお伝えすると、大成功でした。


1日目は楓先生が全コマ担当

「相手をよく知る」


ということで、まずは5コマ、北辰テストの過去問を解いた後に、7コマ使って全教科の解き直し、傾向と対策を授業しました。


数学の時間にはクラスごちゃ混ぜで4人組を作って、超難問をみんなで話し合いながら解き進めたそう。


みんなから教授と呼ばれている切れ者から真剣に教わる子。


Rクラスの3人に食らいついて頑張っている子。


その3人もできないことに対して何も思わずに、色々な方法で助けてあげていたこと。


30分かけて終わらなくても、なんとか自力で解きたいとどのグループも延長を申し込んだこと。


「数学めちゃくちゃ楽しかった」と子どもたちからも聞き、


楓先生からも「あの時間は本当に良かった」と聞きました。


「共に学ぶ」


この味が分かったらやめられなくなるよね。


僕の敬愛する松下村塾でも、共に学び、上級生が下級生に教え合っていたそうです。


「自分たちで学ぶ」「自分たちで教え合う」


クラスの垣根を越えたのは初でした。

これからもっとやりましょう。


30分で50の知識を半自動的に詰め込んでしまう子



30分でたった1題の難問に頭を動かしで試行錯誤できる子


僕が育てたいのは後者です。


不器用でもいいから自分の頭を動かせる子です。


2日目は僕が全コマ担当

国文法6コマ、英文法6コマの言語祭です。


国文法をみっちりとみっちりとゆっくり確実に学んだおかげで、その後の英文法で「パッ💡」と分かっていく子たちがたくさんいました。


そうです。国語と英語、言語科目はセットです。


今のところ、英語が苦手な子で国語だけはできるという子を見たことがありません。


例えば、


「私は毎日ベッドを食べます。」

「私はベッドを毎日食べます。」

「ベッドを毎日私は食べます。」


でも英語は


「I eat bed every day .」


これだけ。

例えば、


「彼はベッドを食べていませんでした。」


この日本語から5つの情報を取ること。


英語じゃない。


日本語を読んで日本語で考えて、英語に書きだすだけ。


日本語を徹底する。


Tクラスはこれをみっちり訓練。


これが分かれば中1の英文法。全ての土台である中1英文法が固まる。


あとはアウトプットのみで、情報を取れるアンテナを立てる。


さて、気になる子どもたちの授業態度は12コマしっかり目を見て話を聴き頑張っていました!


もちろん1日12コマのインプットなんて、僕には絶対にできないので、それを望んではいません。


脳と身体を痛めつけて、さらに気合と根性を鍛える方がメインです。


僕も、もちろん楽しすぎてハイになっていましたが、


子ども達も夕食後には限界を越え、頭の回転フルスピードで授業を受けていました。


色々なところで、「パッ💡」とライトが着いて、頷き、学んでいました。


最高に楽しい時間でした。


「楽しい」は最強

元々この企画自体、僕が1日中授業をしていたいという想いもあったのですが、


やっぱり思った通り、最高に楽しい時間でした。


僕は子どもたちに授業をしている時間が一番好きです。どれだけ疲れてても身体が勝手に動けます。


実は2日前に熱を出して、喉ガラガラの病み上がりでしたが、椅子に座ることなくぶっ通しでも微塵も疲れを感じずに、「ただ楽しい」「もっとやりたい」でした。


最高の教え子達と作る授業。


ボケたり、ツッこんだり、イジったり、イジられたり、ふざけたり、大真面目になったり、談笑したり、圧倒的に解説したり


そのメリハリと緩急、


自由自在でどこに行き着くのかも分からない


アドリブ混じりの授業。


隙のない論理とくだけた雰囲気


大真面目と大ふざけ


整然とした秩序とぐちゃぐちゃの混沌


こういう二律背反の間で彷徨う授業


波の荒れた海になったり、波紋さえ広がらない海になったり、時にはオールを自分たちでこがせたりする。


この仕事を始めて、色々な楽しいこと面白いこと幸せなことがありました。どれも一番です。

でも、僕がまだ大学生だった頃。


0期生と称している子たち。


ボランティアで教えていたあの子たちとの授業。


僕の中にある原点。


それと似た感覚をはっきり味わいました。


僕は本当に幸せ者です。


自分のやりたいことをひたむきに、倒れても起き上がってやり続ける。


というか楽しくてやってしまう。


子どもたちにもそういう大人になってほしい。

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